病院のご紹介

院長のご挨拶

一日でも早い社会復帰をめざして 質の高い医療・福祉サービスと 安らぎの療養環境を

院長 宮本起世子
院長 宮本起世子

「機能分化」と「チーム医療」でより充実した治療を

患者様に自立した社会生活を営んでいただくために、人間味あふれる優れた療養環境を整え、一人ひとりにより質の高い医療・福祉サービスを提供しています。現在、推進している「機能分化」と「チーム医療」もこの目的にそった施策です。明確な「機能分化」によって医療の専門性を高め、専門多職種による「チーム医療」を確立することで、より充実した治療の実現をめざしています。また、新たに社会生活機能の回復を援助する精神科作業療法によって「チーム医療」の幅が広がりました。なお、常に各職員が患者様の情報を共有し、きめ細かな看護を可能とするため「My Web」(イントラネット)を活用しています。

ストレス性疾患を中心として、精神科急性期治療病棟の立ち上げ

当院は、平成22年2月より「精神科急性期治療病棟」の認可病院となりました。
当院の目指す精神科急性期治療病棟とは、重点的なチーム医療を行い、3か月以内の早期退院・社会復帰を行うことを目指して短期治療を行います。患者様の早い帰りを待つご家族のために、病棟専属の精神保健指定医と精神保健福祉士が常に勤務しており、退院までのプログラムを考え、医師はもちろん看護師・作業療法スタッフ等、病院すべてのスタッフが患者様の治療期間の入院生活を全力でお手伝いします。

退院後の生活支援を考える「地域生活支援部」も貢献

入院された時点で、患者様の退院後の生活支援の最良のあり方を考え、具現化する「地域生活支援部」も患者様の社会復帰に大きく貢献しています。看護師や精神保健福祉士(PSW)が病棟との連携を図りながら、退院前訪問指導や訪問看護指導を通じて、患者様が自立した社会生活を営むことができるように努力を重ね、薬剤師による薬剤管理指導、管理栄養士による栄養管理指導も行っています。また、グループホーム「あゆみ」は障害者自立支援法に基づき、共同生活支援(グループホーム)と共同生活介護(ケアホーム)として運営。地元の岩出市をはじめとする関係機関の協力を得ながら就労・社会復帰支援を行っております。